hoshihana villageについて

1999年、HIVに母子感染した孤児たちのホームとしてタイ・チェンマイに設立された「バーンロムサイ」。ホームの自立した運営を目指して、cottage resort hoshihana village が誕生しました。
* バーンロムサイとは
バーンロムサイは1999年、HIVに母子感染した孤児たちの生活施設として、タイ北部チェンマイに日本人女性(名取美和)によって設立されました。現在はHIV感染孤児だけではなく、様々な事情で孤児となってしまった子どもたちや親と一緒に生活が出来ない子どもたち30人が暮らしています。
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* ホシハナヴィレッジのはじまり
HIVに感染していることが理由で公共のプールに通うことが出来なかったバーンロムサイの子どもたち。その話を聞いた支援者の寄付で孤児院に隣接する土地にプールができ、さらにプールの周りに宿泊施設があればこの素敵な場所をもっとゆっくりと楽しんでいただけるのに、という思いがコテージの寄付という支援につながり、、、hoshihana villageの物語はこうした支援者を中心とした多くのご好意に支えられスタートしました。
2万㎡ほどの敷地の中に様々なスタイルのコテージがプールを中心に建ち、今では生活施設バーンロムサイの運営を支える大切な家業ともなっています。コテージはいずれも支援者の方たちから寄付していただいたもので、それぞれのコテージの名前は支援者の方により名づけられています。
収益はバーンロムサイの運営費として使われるだけでなく、18歳になりバーンロムサイを卒園していく子どもたちの職業訓練、あるいは就労の場となって彼らの自立を支えています。現在ホームを巣立った子どもたちがスタッフとして働いています。
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* ヒストリー
2004 | アルマーニジャパン社の支援を受けてプールが完成。最初のコテージ、スイカハウスが支援者の寄付によって建設され、< cottage resort hoshihana village >がスタートする。 “ものづくり*1”=オリジナルブランドの衣類雑貨の製作、とともにバーンロムサイの家業に。「買って支援、泊まって支援」がキーワード。 |
2009 | hoshihana villageのプールが舞台となった映画「プール」公開 |
2014 | sala(東屋風のオープンスペース、ヨガ教室等に利用)がクラウドファンディングで完成 |
2015 | Organic farm project 本格始動 |
2016 | レシピ本「ホシハナヴィレッジのおいしいタイ料理」出版 |
2019 | 新コテージオープン |
*1 banromsaiブランドとして、ホームに隣接する縫製場で衣類雑貨を製作。hoshihana village内のhoshihana shopをはじめ、国内外で販売しています。